歯周組織とは

私たちが加齢とともに歯を失うのは、加齢のせいではなく、実は大半は「虫歯」や「歯周病」が原因であると言われているようです。この「歯周病」というのは、歯周組織が病気により働きを失ってしまうというものでしょう。歯が丈夫に生えていられるのは、これら歯周組織が健康であることが重要と言えるのではないでしょうか。歯周組織は「歯茎」「歯根膜」「歯槽骨」「セメント質」のことを指しており、それぞれの働きがうまく作用しなくなると「歯周病」は進行し、歯を失ってしまうと考えられているようです。では、この大切な各歯周組織と働きを見ていきましょう。まず、わかりやすいところで言えば「歯茎」でしょう。これは、歯の根っこを取り囲んでいる部分で、歯と顎の骨に付着しているものです。健康のバロメーターとしては、通常はピンク色です、炎症が起きたりすると赤色や赤紫色に変化するといわれています。次に「歯根膜」は、歯の根っこを覆っている組織のことです。これも歯と顎の骨を結ぶ組織で、コラーゲン線維の集合体のようなものです。食べ物を噛む時、歯に伝わった力がそのまま顎の骨に伝わらないように、クッションの役割を果たしていると言われています。「歯槽骨」は、歯茎と歯根膜に覆われている骨で、上顎骨、下顎骨で歯を支えていると言われています。つまり、歯はこの「歯槽骨」に埋まっているということです。「セメント質」は、歯の根っこの表面にある組織で、歯茎を覆っている薄い部分です。歯周病が進んでしまうと、これらの歯周組織が侵されてしまうため、歯を支える力が失われてしまうと言えるでしょう。歯茎が腫れたり、出血したり、下がってきたりする他、口臭がきつくなったり、歯がグラグラしだしたり、膿が出たりという症状が現れる前に、できるだけ初期段階で気付けるよう、定期的に歯医者さんへ通い、歯科検診を受けると良いでしょう。

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